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世界を友達に!~OMIYAGEプロジェクト~

基礎デザイン学科(小山 あきら、坪内 秋帆、宮寺 和夏子、西田 啓二、原田 あゆみ、畑井 裕紀子)

OMIYAGEから友達を始めよう!
きたる2020年に開催される東京オリンピック。世界中の人たちが日本に来てくれるのなら、ぜひとも彼らと仲良くなりたいと思いませんか? きっと外国から来る人たちも、仲良くなりたいという気持ちは同じだと思います。
仲良くなるということは、彼らのことをもっと知りたいと思うこと。そして、私たちのことも知ってほしいと思うことではないでしょうか。生まれも育ちも違うのですから、まずはそれぞれの国のことを紹介する必要があるでしょう。そのためには「OMIYAGE(お土産)」がうってつけだと考えました。
このプロジェクトは、日本に来る人も、日本で彼らを「おもてなし」する人も、お互いがOMIYAGEを用意して、それを渡すことから仲良くなろうという提案です。日本に来てくれる人にOMIYAGEを渡して、自分の育ったところを伝えよう。OMIYAGEに気持ちを添えて、友達を始めましょう。

ワクワク感で言葉の壁を越える
OMIYAGEプロジェクトはワクワクをつくります。
ワクワクの種類は2つ。OMIYAGEを選ぶとき、相手の喜ぶ顔を思い浮かべるとワクワクしませんか。何を贈れば喜んでもらえるのか考える楽しさ。それが「ファースト・ワクワク」です。そして相手とOMIYAGEを交換する際に、未知の文化に触れるドキドキ感、それが「セカンド・ワクワク」です。
ではプロジェクトの様子をのぞいてみましょう。
(映像による寸劇)
こんなふうに、ワクワク感があれば、言葉の壁は越えられます。私のアルバイト先にも外国の方がたくさん働いていますが、話してみると、同じことを感じていたり、同じことで笑い合ったりでき、言葉の違いや国境なんて気にならないと感じています。

プロジェクトで世界中の人たちをつなぎたい
OMIYAGEプロジェクトで出会った人と、その場だけではなく、その後もつながりをもつことができたら、ステキだと思いませんか? お互いの国に戻った後も、身の回りのできごとを伝え合うことで、お互いの人や国がどんどん好きになっていくきっかけになってくれると良いと思います。
さらにこのプロジェクトには続きがあります。
お互いに国内外の知り合いを紹介し合うことで、直接出会ったことのない「友達の友達」の輪がひろがります。こうして世界中の人がどんどんつながっていくことができたなら、毎日がもっと楽しくなるでしょう。
私たちはそんな未来を夢見て、「OMIYAGEプロジェクト」で人と人とのつながりのきっかけをつくりたいと考えています。