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西山浩平

西山浩平[デザインプロデューサー]

オリンピック・ワクワク曲線
オリンピックは娯楽です。 でも、オリンピックに参加できる人数は限られています。しかも、期間も限られたものです。この限られた人しか楽しめない祭典、限られた時間しか楽しめない祭典を、もっと楽しむには、どうしたらいいのでしょう。
もしも、縦軸にワクワク度合いというものがあって、横軸に時間があって、オリンピックまでの7年間が表になったら「オリンピック・ワクワク曲線」というものが描けるはずです。
今、私たちの気持ちは高揚していて、かなり高いところにあると思います。でも、1年後、2年後、時間が経つにしたがって、この高揚感はきっと低減していきます。また、2018年、2019年となってオリンピックを思い出して、再びワクワクする。放っておくと、私たちはこういう楽しみ方しかできなくなると思います。
こうならないようにするのが、オリンピックを楽しむ秘訣ではないでしょうか。どうやったらこの7年間を楽しめるのか。そこには2つの関数があります。1つは、しっかり7年間という時間を使い切ること。もう1つは、参加できる人数を増やすことです。
オリンピックそのものだけではなく、オリンピックの準備を楽しむ。プロセスそのもの自体を楽しむ、こういったことが大事になると思います。

7年間の計画書を作成しよう
幸いオリンピックは7年後です。通常、私たちはそんなに長いスパンで物事を考えません。しかし、今回に限っては、7年かけて何かをつくりましょう、といって稟議を通せると思うんです。
私たちは何をしなければいけないか。7年後はこうしましょう、という提案書をたくさん書いて、予算をとってきて、実現に向けて準備をすることではないでしょうか。7年間かけてやれることというのは、通常、私たちがやっていることに比べ、かなり高いところまで持っていけるはずです。
今回、たぶん決済が下りると思います。この7年間で実現させる大きなビジョン。ちょっと背伸びしたビジョン。そういったものを計画書に書くことが大切です。これが、オリンピックを楽しむ秘訣だと思っています。